登山道具

山と道MINIのレインカバーどうする?

山と道の大人気バックパックMINI、日帰りの登山からウルトラライトのテント泊、そしてその圧倒的におしゃれなルックスにより普段使いもできる優れものです。
私も愛用しているMINIですが、購入当初の悩みとして「レインカバーどうしよう」という悩みがありました。

多くの有名登山メーカーが販売しているマスプロダクツにはレインカバー(ザックカバーも同義)が最初から付属していることが多くありますが、山と道のMINIにはレインカバーは付属していません。
そこで私のMINIを使う際の雨対策について書いてみたいと思います。

山と道MINI Custom Editionを1年使ってのレビュー山と道の大人気バックパックMINI Custom Editionを購入して1年間が経ちましたので、実際に使ってみた上でのレビューを書いて...

レインカバーの目的

登山をする際にレインカバーを使う方も多くいらっしゃるかと思います。
レインカバーを使う目的は、「バックパックを雨から守るため」かと思います。

ただ、私もかつてはレインカバーを使っていましたが、以下のような問題があると思っています。
・レインカバーをつけるとサイドポケットの荷物を取りづらくなる
・レインカバーをつけても、長時間雨に降られると雨が侵入してくる
・強風の場合にレインカバーが飛ばされる

そのため個人の見解としては、レインカバーによってバックパックを雨から守るよりも「バックパック内部の防水対策により雨を防ぐ」ということを重要視しています。

ちなみに山と道のホームページには以下の記載があります。

Q.
バックパックは防水性能はありますか?
A.
防水性能はありません。フロントポケットに防水性の生地を使ってはいますが、縫い目から水が入ってきます。
お客様には中の荷物が濡れないように防水のパックライナーやジップ付きビニール袋を使って個別に雨で濡れないように荷物をまとめていただくことを推奨しております。
ザックカバーも有効ではありますが、完全防水とまではいきませんので、まずは個別に防水を行ってからザックカバーを使うことを推奨しています。
出展元:山と道 MINI

山と道としても、ザックカバー(レインカバー)はおすすめしますがそれだけでは防水できないので荷物が濡れないようにそれ以外にも対策をしてね。
ということのようです。

私のMINIにおける雨対策

私の場合レインカバーは使わず、バックパック内部の雨対策を行うことで、「バックパック自体が濡れても中身は濡れない」ということにしています。
下記の2つの雨対策を実施したことで、過去に5時間ほど豪雨の中を歩いたことがありますが、その際にも荷物が濡れることはありませんでした。

(山と道のホームページの記載を無視している感じですが、、、)

対策1:ウルトラSILパックライナー

sea to summitのウルトラSILパックライナーの中に荷物を全部入れています。
このウルトラSILパックライナーは非常に軽量でありながらしっかりと雨の侵入を防いでくれる優れものです。

上部はベルクロとバックルになっており、荷物を簡単に収納でき、かつ荷物が濡れないようにしっかりと収納することを可能にしています。
おそらくこれに入れておけば相当な雨でなければ濡れないのではと思いますが、念のため別の対策も同時に行っています。

対策2:山と道を買ったときに商品が入っているビニール袋

上記のウルトラSILパックライナーに加えて、山と道購入時にバックパックが入っているビニール袋をさらにウルトラSILパックライナーとバックパックの間に入れています。

このビニール袋が厚手のものになっており、簡単には破れない厚さのビニール袋です。
山と道の商品が届くとその嬉しさのあまり引きちぎって捨ててしまいそうになってしまいますが、このビニール袋が非常に優秀なのでぜひ捨てずに活用していただければと思います。
そこそこの厚さがありますので、これを透過して水分が入ってくることはほぼないかと思います。

レインカバーを使わないことによるデメリット

もちろんレインカバーを使わないことによるデメリットも存在します。
当たり前と言えば当たり前ですが、バックパック自体が雨に濡れてしまうことです。

特にテント泊の場合には濡れたバックパックをテント内に持ち込まなければならないので、寝袋がそれに触れて濡れないように等、気を使います。
私の場合はバックパックが濡れること自体は覚悟のうえで、濡れても次の日には渇くでしょ、と思っている人種なので気になりませんが、バックパックが濡れることが気になる人もいらっしゃるかもしれませんので、そういう方はレインカバーも併せて使われることをオススメします。