雑記

スニーカー・ランニングシューズで登山はできるか

富士山に屋久島!これから初めての登山に向かわれる人の中にはこのように考えられる方もいらっしゃるかもしれません。

スニーカー・ランニングシューズで登山はできるのか?』と。

先に結論からお伝えします。

スニーカー・ランニングシューズでの登山は不可能ではないけど、怪我のリスクがあるからやめたほうがいい!

理由について説明をした上で、『でも登山靴を買うのはちょっと高いな~』という方に、登山靴ほど高価ではないけど、初めての登山に十分使えるオススメのシューズも紹介したいと思います。

 

スニーカー・ランニングシューズで登山に行くと何が危ない?

スニーカー・ランニングシューズで登山に行くと怪我のリスクがある、じゃあそれって具体的にどういうリスク?
ということを説明していきたいと思います。

スニーカー・ランニングシューズの靴底は柔らかい

登山靴とスニーカー・ランニングシューズの一番の違いは、靴底の硬さの違いです。
次の写真を見てください。

靴底の硬さが一目瞭然ではないでしょうか。

山道には岩や石などが転がっており平坦ではなく、柔らかい靴底ではそのデコボコを足裏に直接感じてしまいます。

登山靴の硬い靴底は足裏を守るためにあるんです。

つまり、スニーカーやランニングシューズで登山に行った場合、柔らかい靴底を通して登山道のデコボコで足裏を痛めてしまうリスクがあるということになります。

 

スニーカー・ランニングシューズは滑りやすい

スニーカー・ランニングシューズは登山道のような場所を歩くところを想定した作りになっていません。

例えばこの写真は屋久島の登山道です。
屋久島と言えば雨が多いことで有名ですが、画像の木道をご覧ください。

もう画像から滑りそうなことが伝わってきますね。

ちなみに登山靴の裏側はこのようになっています。

このような靴底のパターンによって、スニーカー・ランニングシューズと比べると圧倒的に滑りにくくなっています。

もしも両サイドが崖になっているような登山道で滑って転んでしまったら、、、

登山道での転倒は大きな事故につながる危険性があるため、スニーカー・ランニングシューズによる登山はオススメできない、という結論に至るわけです。

 

でも登山靴は高い!

今のところ富士山だけ、屋久島だけ、とお考えの方が購入するには、一般的な登山靴は3万円~4万円程度と少しお高いです。

もっとお安く、でも靴底も硬くて滑り辛い靴はないのかとお考えの方にオススメしたいのがトレランシューズです。

トレランシューズとは、本来は山の中を走るトレイルランのために作られた靴なのですが、登山靴よりもお安く手に入れることができます。

それでいて登山道を走ることを想定した靴ですので、靴底も硬く滑りづらく作ってあるのです。

トレランシューズにも色々なメーカーから販売されていますが、個人的にはサロモンがデザインがかっこいいのでお気に入りです。
もちろん足の形によって合う、合わないがありますので購入する前にぜひ試し履きをしてみてください。

本格的に登山を始めるかどうかはまだわからない、けど今度初めての登山に行ってみる。という方は、トレランシューズの購入も検討してみてはいかがでしょうか。