雑記

登山道での「危ない!」を避けるトレラン初心者にこそ伝えたいトレラン時のマナー

登山をしている人の中には、トレランをやっている人に「危ない!」と思った経験のある方もいらっしゃるかと思います。

幸いにも私自身が登山をしているときにそのような思いをしたことはないのですが、周りの登山をしている人からそのような意見があると聞いたことがあるのも事実です。

私は登山を始めてから、「少ない休みでなるべく多くの山に行きたい」という思いでトレランを始めました。

そのため登山者の立場から、トレランをする際にもなるべく周りの方に不快な気持ちを抱かれないように注意をしているつもりです。

そういった心がけのおかげか、これまでトレランをしている中で登山者の方からお叱りの言葉などをもらったことはありませんし、
「何時間で山頂まで行くの?」
「本当に身軽ね~」
というように、好意的な言葉をかけてもらうことが多いです。

そんな私が実際にトレランの時に、登山者の方とトラブルにならないように心掛けていることについてお伝えします。

難しいことは全くなく、これだけでみんなが気持ちよく山にいけると思っているので、これからトレランを始めようとお考えのあなたもぜひ取り入れてみてください。

追い越すときは歩いて追い越しつつ一言声をかける

登山者と比べればトレランの場合にはスピードが速いことが多いと思います。

必然的に登山者を追い越すシーンも多くなると思います。その時には歩いて追い越すようにしましょう。
登山者は荷物も重いことが多く、もしぶつかってしまった場合にバランスを崩す可能性があります。

歩いて追い越すことで、登山者にぶつかってしまうことを避けることはもちろん、登山者の心理的にも安心してもらえると思っています。

そしてそのうえでさらに「お先に失礼します」の一言で完璧です。

曲がり角など先が見えないところでは歩く

当たり前と言えば当たり前ですが、曲がり角の向こうから人が出てくるかもしれません。

特に下りの時はどんどん走って進みたくなるところですが、曲がり角が見えてきたときにはスピードを落とすようにしましょう。
これだけで事故の可能性をグンと下げることができると思います。

岩などを落とさないように

勢いよく登っているときや下っているときに思わず岩などを落としてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。
落石は大きな事故の元です。

落石が発生しそうな場所ではスピードを落として慎重に進むようにしましょう。

万が一落石を発生させてしまった場合には、下の人に伝えるために「ラク」と大きな声で伝えましょう。

下りですれ違う時もスピードを落として挨拶を忘れずに

トレランの醍醐味はスピードの出る下りにあると私は思っています。
スピードを上げてドンドンと下っていくのはまさに快感なのですが、登ってくる登山者とのすれ違いには注意したいところです。

登ってくる登山者が見えてきたときにはスピードを落として、すれ違う際には気持ちよく挨拶
これで完璧です!

トレランも登山も気持ちよく楽しめる山にしたい!

トレランも登山もする立場からすれば、それぞれが気持ちよく山を楽しめるようになるといいなと思っています。

ここまで書いたこと、「当たり前でしょ」と思われたでしょうか。それであれば全く問題ないと思います。
これからも気持ちよく山に行きましょう!

一つでも「あー、それは気付かなかった」と気付きを得られた方がいれば、ぜひこれからの山行に取り入れてもらえればと思います!