登山道具

スポルティバのアプローチシューズTX5 GTXは軽量の登山靴に最適である

登山の必需品の登山靴。

重厚な登山靴は安心感もありますが、なかなかの重量で歩くだけで疲れてしまいます。

軽さを追求するのであればトレランシューズという選択肢もあります。
しかしいきなりトレランシューズというのもなかなか抵抗感がある方も多いと思います。

私は行く山と登山道の様子で登山靴とトレランシューズを使い分けています。

トレランシューズで登山をした感想。トレランシューズでテント泊は可能かトレイルランニングシューズ(トレランシューズ)で登山、テント泊ができるか。 私自身も荷物を軽くしてファストパッキングにトライし始めた頃...

トレランシューズほど思い切って軽量化できない、安定感のある登山靴を使いたい。
でもなるべく軽い登山靴がほしい。

そんな軽いトレッキングシューズを探すあなたに『LA SPORTIVA TX5 GTX』を自信を持ってオススメします!!

スポルティバ TX 5 GTXとは

イタリアの山靴メーカであるスポルティバの作るアプローチシューズがTX 5 GTXです。
アプローチシューズとは、ロッククライミングなどをする場合の岩稜まで取り付くために使うシューズです。

つまり、登山靴よりもさらに不整地な道やザレ場などの過酷なルートを歩くために設計された靴です。

このTX 5 GTXが、アプローチシューズでありながら登山靴としても活用できる逸品で、筆者も愛用しています。

TX 5 GTXを登山靴として使うのにオススメする4つの理由

片足525gという軽さ

なんといってもこのTX 5 GTXの魅力は片足525gという軽さです。
一般的な登山靴が600g以上が普通であることを考えると、かなり軽い靴だといえると思います。
たった100gと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実際に履いてみるとかなりの違いを実感できるかと思います。

軽い靴でありながら、登山靴に求められるシャンク(靴底の芯)があり、岩の上を歩いても足裏が痛くなることはありません。

アプローチシューズという過酷な環境を想定した靴なので、当たり前と言えば当たり前ですが、
登山靴は軽くなると靴底が柔らかくなることが多い中で、TX 5 GTXは北アルプスなど岩の多い山でも十分使える硬さを持っていると言えます。

軽量でありながらハイカット・ゴアテックス

TX 5 GTXが軽量であることは伝わったかと思います。
ただ、このTX 5 GTXは軽いだけでなく、トレッキングシューズに求められることの多い『ハイカット』、『ゴアテックス』という要素も押さえています。

雨が降った時に足が濡れないようにすることを考えると、このハイカット・ゴアテックスの組み合わせを持つTX 5 GTXは多くの方に選んでいただきやすい製品なんではないでしょうか。

全然滑らない

アプローチシューズという登山靴よりも過酷な環境を想定した靴であるこのTX 5 GTXは、本当に滑りません、
雨で濡れた岩の上でも全く滑ったことがありません。
このソールに秘密があるのでしょうか。

TX 5 GTXを履き始めてから登山中に滑った記憶がありません。
これまでいくつかの登山靴を履いてきましたが、圧倒的なグリップ力です。

カッコイイ

なんといってもこのTX 5 GTXは本当にかっこいいんです。
黒とグレーをベースとした中に黄色の指し色が入ることで、非常におしゃれなルックスにまとまっています。

正直トレッキングシューズというと、なかなかかっこいいとは言えないものが多い中でこのTX 5 GTXは異彩を放つ存在かと思います。
おしゃれに登山をしたいという方にこそオススメしたい一足です。

TX 5 GTXのちょっと気になる点

TX 5 GTXを使っていてちょっと気になる点があるので、それについてもお伝えしたいと思います。
というのもこのTX 5 GTXはソールの張替えができません。
そのうえでソールが結構なスピードで削れている気が、、、。

ペースで言えば2週間に1回、5月~11月くらいがメインの利用期間で2年間ほど使っていますが、見た目的にもソールがけっこう削れてきた気がします。
もともとがアプローチシューズであり、登山靴としてロングルートを歩くことを想定した靴ではないので用途が違うと言えば違うので仕方がないところもあるかと思います。

【最後に】たぶん次もまたTX 5 GTXを買います

上記のとおり2年間使った結果、ソールがだいぶ削れてきました。
おそらくもう1足TX 5 GTXを買うと思います。そのくらいTX 5 GTXの履き心地にドハマりしています。

足の形が合えば最高の相棒になると思いますので、ぜひみなさまもまずはお店で試し履きしてみてください!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
おしまい。